ジメジメとした気候から解放されて、いよいよ夏の季節が始まります。
偏頭痛と髪の毛もじゃもじゃとの戦ともおさらばです。
夏が始まればなかなかできなかった外出も気軽にできるようになるでしょう。
では2023年の関東はいつ夏がくるのでしょうか?
梅雨明け時期が気になりますよね。
今回は夏の季節が待ち遠しい方に向けて「2023年の関東の梅雨明け時期」をご紹介します。
また梅雨明け後の関東の天気もまとめてお伝えします。
ぜひ参考にしてください。
この記事で分かる事……
- 梅雨明け時期は?2023年関東の予報!
- 梅雨明け後の関東の天気は?
- 梅雨明けとは何か?
- 梅雨明けは晴れ始めが目安!2023年関東の天気明けた後も大雨に注意
それではいきましょう!
梅雨明け時期は?2023年関東の予報!
梅雨明けはその年の天候状況によって変わるため、毎年同じ時期になるとは限りません。
梅雨明けがいつ頃なのかをピンポイントで特定するのは難しいですが、平年値と過去の気象データから大体の時期なら予測が可能です。
結論、2023年の関東の梅雨明けは「7月15日〜24日あたり」と予測ができます。
なぜ梅雨明けの時期が7月15日〜24日あたりと予測できるのか、平年値と過去の気象データを参考に解説します。
平年の関東の梅雨明け時期
気象庁の発表によると関東の梅雨明けの平年値は「7月19日ごろ」とされています。
平年値とは過去30年間の気象データから算出された平均の値のことです。
10年ごとに平年値は更新されており、2021年以降は1991年から2020年までの30年間の平均値が使用されています。
過去の関東の梅雨明け時期
続いて過去の梅雨明けの時期を確認してみましょう。
気象庁が発表している過去72年間の気象データから時期別でどれだけ梅雨明けをされているのかを調べてみました。
時期別の梅雨明けされた回数は以下のとおりです。
- 6月下旬:1回
- 7月上旬:11回
- 7月中旬:27回
- 7月下旬:27回
- 8月上旬:5回
参照:気象庁
上記の回数を確認したところ大体7月中には梅雨明けされており、特に中旬から下旬あたりの時期に多いのがわかります。
また7月中旬と下旬を前半、後半に分けて梅雨明けされた回数を調べてみると、7月上旬の後半(16日~20日)と7月下旬の前半(21日~25日)がともに18回と多いことがわかりました。
つまり7月16日〜7月25日あたりに多く梅雨明けがされているのです。
過去の気象データから算出した時期に平年値である7月19日を加味すると、2023年の関東の梅雨明けは7月15日〜7月24日あたりと予測ができます。
ちなみに平年値と過去の気象データから2023年の関東の梅雨明けを予測しましたが、実際の時期はズレる可能性があります。
梅雨明けは平均的に5日間ほどの移り変わりの期間が存在します。
気象庁では移り変わりの期間の中間あたりを梅雨明けした日と発表しているため、実際の時期は2〜3日前後する場合があるのです。
ですので梅雨明けの時期はあくまでも目安として考えておきましょう。
梅雨入りの時期も知りたい方は以下の記事をご覧ください。
上記の記事では梅雨の時期におすすめの家での過ごし方もご紹介しています。
梅雨の時期に長く続くおうち時間の過ごし方に悩まれている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
梅雨明け後の関東の天気は?
梅雨明け後は太平洋上空に張り出した高気圧の影響により、関東は晴れて気温の高い日が続きます。
梅雨明け直後から日差しが強く猛暑日になる地域もあるため、熱中症には十分注意してください。
次の4つの対策をおこない、熱中症を予防しましょう。
- こまめに水分や塩分を補給する
- 涼しい服装を心掛ける
- 外出時には日傘や帽子を活用する
- 外ではなるべく日陰の道や場所を選ぶ
また梅雨明け後も再び雨の降る日が続く可能性があります。
梅雨明け直後の太平洋にある高気圧は不安定なため、天候の状況によって勢いが弱まる場合があるためです。
大雨が降って洪水や土砂災害の危険もあります。
梅雨明け後もしばらくは油断はせずに、突然降り出す大雨にも備えておきましょう。
大雨に備えるために誰でも今すぐにできることは以下3つの内容の確認です。
- 住んでいる場所が土砂災害警戒区域かどうか
- 避難できる場所と経路
- 避難指示が出されるタイミング
すべてご自身の住む市町村のホームページから確認ができます。
突然の大雨から土砂災害の危険が出てきたときにどのように行動すればいいのかを事前にシミュレーションしておきましょう。
土砂災害には備えが大事!気を付けましょう!
梅雨明けとは何か?
毎年のように梅雨を過ごしているなかで梅雨明けの時期を気にしている方はとても多いです。
ですが「梅雨明けとは何か?」をきちんと理解している方は少ないのではないでしょうか。
次に梅雨明けの意味と梅雨が明けたとされる日はどのように決まるのかを解説します。
梅雨明けとは
梅雨明けとはその名のとおり「梅雨の時期が終わること」です。
梅雨がどのように決まるのかは後ほど解説しますが、数日から1週間先の天気予報から予想して各地方の気象台が梅雨明けの日を発表します。
ちなみに関東の梅雨明けの時期を予想して発表しているのは東京管区気象台です。
また東京管区気象台が担当する地域は以下の8都県あります。
- 東京都
- 栃木県
- 群馬県
- 埼玉県
- 茨城県
- 千葉県
- 神奈川県
- 長野県
- 山梨県
梅雨は広い範囲の季節現象で細かな都道府県別で梅雨明けの時期を予想するのは困難です。
よって上記の8都県を同じブロックとして梅雨明けの時期を予想しています。
梅雨明けはどのように決まるの?
梅雨明けは天候の状況で左右されるため、定義や条件は明確に決められていません。
ですが気象庁は「数日から1週間先の天気予報で晴れの日が続くと予想され、実際に晴れ始めたとき」を梅雨明けとしていると考えられます。
なぜなら梅雨は「春の終わりから夏にかけて雨や曇りの日が多く現れる期間」と定義されているためです。
例えば梅雨の季節が起こる原因である梅雨前線が北上して日本上空からなくなったとしても、数日から1週間先も雨が降り続くと予想される場合は梅雨明けしたとは判断されません。
あくまで「数日から1週間先で晴れの日が続くと予想される場合」のみ梅雨明けとみなされるわけです。
また梅雨明けの時期は実際の天候状況を見てみないと分かりません。
最初に梅雨明けが発表される時期は速報値です。
梅雨の時期を過ぎて実際の天候経過を見て考えたあと確定値が発表されるので、速報値が訂正される場合があります。
実際に2022年の関東の梅雨明けは速報値が6月27日でしたが、後日確定値として7月23日へと大幅に訂正されています。
したがって梅雨明けは天気予報で晴れの日が続くと予想されるだけでなく、「実際に晴れ始めたとき」も加味して決まるのです。
梅雨明けは晴れ始めが目安!2023年関東の天気明けた後も大雨に注意
梅雨明けの時期は平年値や過去の気象データからある程度の予測ができます。
2023年の関東の梅雨明けは「7月15日〜24日あたり」です。
梅雨明け後の関東は晴れて気温の高い日が続きますが、天候は不安定なので大雨が降る可能性があります。
梅雨明け後は熱中症と突然降り出す大雨に注意してください。
梅雨が明けると虫も出てくるので虫対策もお忘れなく!
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梅雨が明ければいよいよ夏本番!
夏を思う存分楽しむなら、梅雨明け前の今から予定を立てておきましょう。
↓梅雨入りについても詳しく書いたよ!こちらもあわせて読んでみてね!↓