秋の気配が感じられる今、読書にぴったりの季節が始まりました。
秋の夜長は読書にぴったりですが……
こんな疑問がありませんか?
- どの本が今、話題になっているの?
- 小説、文庫本、そして本屋大賞のランキングは?
- どの本が自分に合っているの?選び方は?
選ぶべき本が多すぎて逆に手を出せないと感じる方も多いのではないでしょうか。
たくさんの本があってどれがいいか悩んじゃいますよね
そこで、この記事では2023年の読書の秋におすすめの本について調べてみました。
- おすすめ本は『頭のいい人が話す前に考えていること』安達裕哉
- おすすめ小説は『方舟』夕木春央
- おすすめ文庫本は『暇と退屈の倫理学』國分 功一郎
- 本屋大賞の大賞『汝、星のごとく』凪良ゆう
- 口コミを参考にして自分の読みたい本を選んでいきましょう!
さあ、読書の秋を楽しむためのおすすめの本について、ランキング形式で詳しくご紹介します。
読書の秋おすすめ本2023!ランキング5選
2023年の読書の秋がやってきました。
この季節何を読むか本を選ぶのは楽しみでもあり、一方で頭を悩ませる問題でもありますよね。
ここでは、新刊から既刊まで、幅広いジャンルから厳選した5冊をピックアップしましたのでぜひチェックしてみてください!
①『頭のいい人が話す前に考えていること』安達裕哉(マガジンハウス)
「ちゃんと話す前に考える」ことを明確化し、業界問わず、一生使える形に法則化しました。
コミュニケーションに苦手意識がある人も、考えることが苦手な人も、話す前だけでいいので、ちゃんと考えることから初めてみませんか?
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【口コミ】
ハッとさせられました。
大切な人を大切にできない人は頭のいい人とは言えない。
当たり前のことかもしれませんが、やった気になっている、またはやってやっている気になっている。自分に気付きました。
ありがとうございました。
②『キレイはこれでつくれます』MEGUMI(ダイヤモンド社)
美容できれいになって新しい自分を手に入れる!
女優、タレント、妻、母として最高潮に忙しい美容オタクMEGUMIが教える、忙しくてもきれいになれる美肌、メイク、カラダ、美髪、心のコツ86!
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【口コミ】
行動したくなる一冊。
美容とは無縁の私ですが、この本を読んですぐシートマスクを始めました。
日常の中に美容を取り込むのが続けるコツというのが腑に落ちました。
自分の見た目に気を配れる人こそ品のある人だと思うし、そうなりたいと思わされた一冊でした。
③ 『言語の本質』今井むつみ ,秋田喜美 (中央公論新社)
日常生活の必需品であり、知性や芸術の源である言語。
なぜヒトだけが言語を持ち、子どもはどうやってそれを覚えるのか?認知科学者と言語学者が力を合わせ、言語の誕生と進化の謎を紐解き、ヒトの根源に迫ります。
子供がどう言葉を覚えるのか、その驚きの真実を知りたくはありませんか?↓↓
【口コミ】
専門的な議論を分かりやすく展開。
まず誰でも分かりやすいオノマトペから入り、少しずつ言語の深い森に分け入ってゆくような本。
すごく分かりやすいのに、とっても勉強した気分になれる、お得本です。
④『変な家』雨穴(飛鳥新社)
謎の覆面作家・YouTubeでも大人気の雨穴デビュー作!!「読み出したら止まらない」と大反響売れ続けて70万部突破!
謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋……間取りの謎をたどった先に見た「事実」とは!?
【口コミ】
す……凄かった!
私はこの本の作者、雨穴さんのことはYouTubeのおすすめに出てきて知り、それからどっぷりと雨穴ワールドにハマった者です。
雨穴さんが書いたこの小説も雨穴さんの動画を見終えた時と同じような満足感が得られて最高でした。変な絵の時もそうでしたが、動画を見ただけでは分からない物語の奥深さや人間関係、そして因果…素晴らしい、本当に素晴らしかったです。
これらの満足感は小説を一言一句、全て読み終えて初めて得られるものだと思います。
本を読むことの楽しさを改めて教えてくれた雨穴さんには感謝しかありません。これからも応援したいです!
⑤『マンガ ぼけ日和』矢部 太郎 , 長谷川 嘉哉(かんき出版)
四季(春・夏・秋・冬)に分けて症状の進行を書いた認知症専門医・長谷川嘉哉の『ボケ日和』を矢部太郎があたたかなまなざしで漫画化!
笑って、泣けて、不安がやわらぐ本です。
【口コミ】
ほっとする。
介護に携わりこれでいいのか悩んでいた事が少し解決したので良かった。
マンガでわかりやすく微笑ましかった。
読書の秋2023!読むべきおすすめ小説2023ランキング5選
秋の夜長に、心を揺さぶる小説に没頭するのも良いですよね。
2023年の読書の秋に特におすすめする小説をミステリー、感動のドラマから友情まで、話題の新作を中心に5冊チョイスしました。
①『方舟』夕木春央(講談社)
「週刊文春ミステリーベスト10」&「MRC大賞2022」堂々ダブル受賞!
9人が地下建築で閉じ込められ、緊迫した1週間が始まる。地震、水没、そして殺人。生き残るためには誰かを犠牲にしなければならない。
犯人は誰?時間との戦い、人間の本性が問われる一冊です。
【口コミ】
家族に薦められ一気読み。
読書の秋!本当に面白かったです!思い込みをうまく裏切られる納得のラスト。
読み終わった瞬間すぐに最初から読み返したくなりました。
②『君のクイズ』小川 哲(朝日新聞出版)
『ゲームの王国』『嘘と正典』『地図と拳』、そして『君のクイズ』! 一作ごとに現代小説の到達点を更新し続ける著者の才気が迸る、唯一無二のクイズ小説が誕生しました。
雑誌掲載時から、各紙誌の書評やインタビューに多数取り上げられたり、SNSやYouTubeでも紹介されなど、話題沸騰中の一冊です。
面白すぎて寝られない!『君のクイズ』で秋の夜を熱くする!↓↓
【口コミ】
読みやすいし面白い。
全て主人公目線で物語が進んでいくので読みやすい。
視点がコロコロ変わるのは苦手なので…。
たまにクイズノックの動画を見たりクイズ番組を見る程度ですが、全くわからない問題もあれば答えられる問題もある(難易度という意味でなく、自分が好きな分野だったり知っている知識だったり)。
今回物語中に出てくるクイズも同様。
その知識を得た時、自分が何歳だったか、何が好きだったのか、思い出しながら読んでいました。
どうしてもクイズプレイヤーって男性が多いイメージで、クイズ研究会に入ろうと思ったことはありませんが、やっていたらまた違った人生だったんだろうな。
君のクイズに対する主人公の答えが最後に出てきます。うーん、納得。
③『やさしさを忘れぬうちに』川口俊和(サンマーク出版)
ハリウッド映像化!世界320万部ベストセラーの『コーヒーが冷めないうちに』、第5巻が発売!
この秋、心に残る物語とともに過ごしませんか?
過去に戻れる不思議な喫茶店で繰り広げられる、4人の男女の感動的な物語があなたを待っています。
【口コミ】
このシリーズ、みんな読んでます!
ちょっとほろっとするお話ばっかりで、大好きなんです。
全部読んでます。短くてちょっとの時間で1話読めるのもお気に入り。
④『魔女と過ごした七日間』東野 圭吾(KADOKAWA)
東野圭吾が贈る100作目の傑作。
AIと警察、不思議な女性・円華が織り成すスリリングな世界。父を失った少年の冒険が、あなたを魅了します。
東野圭吾が贈る、記念すべき100作目。この秋、必読の一冊↓↓
【口コミ】
夢中になれます。
やっぱり面白い。
一気に読みました。
寝不足になると思い、読める時を確保して一気に読みました。
文章が読みやすい。
物語が面白くても読みにくい方は段々と遠のきますがそれが無い。
次回作も期待します。
⑤『この夏の星を見る』辻村 深月(KADOKAWA)
コロナ禍で制限された日常で中高生たちが天文部で繋がり、星空を通じて希望と友情を見つける。
哀しみ、温かさ、全てが詰まった一冊です。
【口コミ】
本当にオススメ。
まだ読み終わっていないのですが、残り少ない夏休みにぜひ中高生に読んで欲しいです。
とてもワクワクするし、ちょっと切なかったり。
進路選びの参考にもなると思います。
でもって、きっと望遠鏡を作って星を見たくなると思います。
とにかく中高生に読んで欲しいです。
読書の秋2023!読むべきおすすめ文庫本2023ランキング5選
文庫本の携帯性や手軽さは、読書の秋には特に魅力的です。
哲学から推し活まで様々なジャンルから5冊を厳選しました。
①『暇と退屈の倫理学』國分 功一郎(新潮社)
暇と退屈は一見無駄に思えますが、その背後には深い哲学があります。
『暇と退屈の倫理学』でその哲学を探求し、人生に新たな価値を見出してみませんか。
この秋、心と知を豊かにする読書です。
こちらの本は、漫画『ゾン100』の8巻にも登場した本と話題です!
【口コミ】
名著。
まちがいなく名著。そして、すこぶる面白い。
哲学的な内容なので抽象度はそれなりに高いのだが、論理展開が明快かつ、心地良いリズム、緩急があるがゆえに読んでて余計なストレスがない。
個人的には、ハンナ・アーレントの「人間の条件」に登場するマルクス批判にちょっとモヤってたので、本書でアーレント自身が「資本論」を誤読していることを指摘しててスッキリしました。
②『アンと愛情』坂木 司(光文社)
成人式を迎えたものの大人になった実感がないアンちゃんが、仕事と人生、愛情について学び成長していく美味しいお仕事ミステリーの第三弾。
和菓子の美味しさだけでなく、その背後にある多くの想いと謎に迫ります。
この秋の読書は「アンと愛情」で決まり!和菓子のように心温まる一冊↓↓
【口コミ】
最高のほの甘ミステリー小説。
このシリーズが大好きで、この度もほっこりドキドキしながら読みました。
今後アンちゃんの成長と、恋愛模様を楽しみにしてます。
③『こんがり、パン』津村 記久子 , 穂村 弘 (河出書房新社)
『こんがり、パン』は、40編の心温まるエッセイが収録されています。
読書の秋にぴったりの一冊で、パンとともに心も温まる瞬間を感じてください。
【口コミ】
色んな作品が載っていて面白かった。
パンとそれに纏わる人の記憶、パンとそれに繋がる雑学、面白かったです。
あんぱんのヘソの由来、ジンジャーパンの話、興味深し。
④『灯台からの響き』宮本 輝(集英社文庫)
妻を亡くした中華そば店の店主が、妻の未知なる過去を追い求める感動的な物語です。
一枚の古い葉書がきっかけで、主人公は自分自身と向き合い、人生の真実を探しに行きます
。読書の秋にぴったりの一冊で、心に残る旅を体験できます。
一人の男と一枚の葉書が織りなす、心に残る物語。今すぐ手に入れよう!↓↓
【口コミ】
読み終わると、タイトルが改めて迫ってきました。
亡き妻のささやかな秘密を追って灯台行脚を続ける主人公が、その秘密にだんだんと迫っていく様が、宮本輝らしいタッチで、ゆったりと進んでいく。
結果は私にとって一服の清涼剤になりました。
⑤『推し、燃ゆ』宇佐見りん(河出書房新社)
第164回芥川賞受賞、世代も国境も超えた大ベストセラーの待望の文庫化!
全世界で80万部突破し、多くのメディアで話題になったこの作品は、現代の「推し文化」を鋭く描いています。
秋の読書で社会現象に触れるなら、この本は外せません。
80万部突破のベストセラー!この秋、手に入れるべきはこれ!↓↓
【口コミ】
自分には無い事。
自分は推しがいないから、こういうのは今まで理解できなかったけど、ガチで推してる人ってこういう感じなんだな〜…
仕事でミスって、そういうのが普通に出来ない状況の中で、自分にお金を使わず、推しの為に頑張ってる姿はすごいと思った。
小説すごくのんびり読む私ですが一気に読んでしまいました。
こちらの『推し、燃ゆ』はテレビで話題をさらっていたときにわたしもすぐに購入しました!
推し活動とはを学べました。
サクサク進む読みやすい一冊でした。
読書の秋おすすめ!本屋大賞ランキング2023
本屋大賞は、書店員が選ぶ年間のベストブックです。
大賞に選ばれた凪良ゆうの『汝、星のごとく』をはじめ、各作品とも、その独自の魅力で読者を引き込みます。
この秋、賞に輝いたおすすめの作品を手に取って、心温まる読書の時間をお楽しみください。
大賞『汝、星のごとく』凪良ゆう(講談社)
その愛は、あまりにも切ない。正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。
本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。
【口コミ】
自由に生きる。
読んでて何度も泣きました。
いろんな人間関係がリアルに描かれていてその関係性から生まれるドラマが心に残りました。
登場人物のほとんどが過ちを犯したり、後悔してることがあったりしていてだからこそ、その先の想いや行動に深みが出てきてると感じます。
その想いがあっての言動1つ1つに優しさを感じることもありますが、想いが伝わらなかったり、誤解されたりとすれ違う部分がリアルで惹き込まれるところでもありました。
2位『ラブカは静かに弓を持つ』安壇美緒(集英社)
武器はチェロで潜入先は音楽教室。
傷を抱えた美しき潜入調査員の孤独な闘いが今、始まる。
『金木犀とメテオラ』で注目の新鋭が、想像を超えた感動へ読者を誘う、心震える“スパイ×音楽”小説!
【口コミ】
何度でもやり直せる。
読み始めた際にはまさか自分が泣くとは思いませんでした。
ある場面に差し掛かり、とても胸が締め付けられ、いつのまにか涙を流してしまっていました。
音楽というものには素晴らしい力があることを強く教えてくれる作品となりました。
3位『光のとこにいてね』一穂ミチ(文藝春秋)
古びた団地で始まる、一瞬の幸せと永遠の愛の物語。刊行以来、続々と重版され、多くの人々を感動の渦に巻き込んでいます。この物語に出会えること自体が、一つの運命かもしれません。
【口コミ】
いっきに読めた。
日常の何気ないことを書いている。
「光のとこにいてね」は子供らしい発想から大人になった今に続いている。
かけがえのない人を見つけられるようにと綴った物で光と陰の友情かも知れない。届いた日に読んでしまった。近頃、読まなかったピュアな作品だった。
4位『爆弾』呉勝浩(講談社)
『爆弾』は日本最大級のミステリランキングで二冠を獲得。
東京を舞台にした爆発事件とその背後に潜む闇を描く、息を呑むような展開が待っています。
読書の秋にぴったりの一冊です。
【口コミ】
終始ゾワゾワする。
とっても楽しかった!夢中であっという間に読みました。
心理戦がゾワゾワして読んでる自分まで心がぐるぐるしました。
まさかミステリーで泣くとは思いませんでした。
最後まで読むことを強くおすすめします。
類家のシリーズが非常に読んでみたいです。
5位『月の立つ林で』青山美智子(ポプラ社)
多様な人々が新しい一日を懸命に生きる姿を描いた心温まる作品。
読書の秋にぴったりの一冊で、タケトリ・オキナのポッドキャスト『ツキない話』を通じて、読者も
自分自身を見つめ直すきっかけを得られるでしょう。
月の満ち欠けと共に、人生の満ち欠けを感じるこの秋、必読の一冊。↓↓
【口コミ】
連鎖のつなげ方がさりげなくて良い。
ゆるくつながる連作短編。
人の心に気が付くどの話も素晴らしい。
ラストの余韻を残す終わらせ方もベスト。
それぞれの人生のその先が明るいものに感じられてじんわりとした幸せに包まれる物語。
読書の秋おすすめ本2023!まとめ
読書の秋、一冊の本がもたらす可能性は無限大です。
どの本が自分に合っているの?選び方は?
口コミを参考にして自分の読みたい本を選んでいきましょう!
この記事で紹介したのは2023年の読書の秋におすすめの各ランキングです。
あなたの読書ライフがより豊かなものになれば幸いです。
この秋は何を読むか、選ぶ楽しみも含めて、読書の秋を存分に楽しんでください。