子どもの成長を祝う七五三は11月15日とされていますが、近年は前後の10月11月におこなうのが一般的です。
とはいえ10月や11月に都合がつかない場合もありますよね。
急な体調不良で延期せざるを得ないこともあるでしょう。
では七五三はいつまでにやるのがよいのでしょうか?
今回は七五三をおこなう時期や一般的な時期を過ぎてもできるのかをご紹介します。
この記事では……
- 七五三は10月11月を過ぎたらもう遅い?
- 七五三はなぜ10月11月にやるの?
- 七五三の注意点は?
- 七五三はいつまでにやるの?
を解説しますよ。
早速見ていきましょう!
七五三は10月11月を過ぎたらもう遅い?
七五三は基本的にいつやっても良いとされています。
そのため10月や11月を過ぎて七五三をしても遅くはありません。
調べてみると12月以降に七五三をおこなう方も一定数おられました。
この方は普段ハワイに住まわれているようで、日本へ帰国したタイミングで七五三をおこなったようです。
この方はご自身のお母さんの退院の時期に合わせて七五三をおこなわれたとのこと。
子どもの晴れ姿はぜひおじいちゃんおばあちゃんにも見せたいですよね。
この方は引越しが重なっていたのと、着物と被布を作っていたために時期をずらした七五三になったようです。
祈祷はできなかったみたいですが、神社に行って参拝と写真撮影をおこなって七五三の気分を味わえるような工夫がされていますね!
上記の内容からもわかるように、みなさんご家庭の都合に合わせて七五三をおこなっていらっしゃいます。
七五三は子どもの成長をお祝いするのが目的です。
家族全員が気持ちよくお祝いできる日におこなえるなら、七五三の時期はいつでも良いといえるでしょう。
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七五三はなぜ10月11月にやるの?
七五三のお祝いの正式な時期は11月15日です。
しかし11月15日は祝日ではありません。
平日にあたると仕事や学校などの家族の都合がつきにくいことから、11月15日を基準にだいたい2週間前後にあたる10月下旬から11月下旬ごろの間で都合が良い日を選ぶことが一般的になりました。
さらに七五三の祈祷の受付を10月から11月に設定している神社も多いです。
そうした背景から10月から11月にかけて七五三のお祝いをおこなうとされているわけです。
もし混雑を避けたい場合は10月、11月の平日または時期を大きくずらした日に設定すると、ゆっくり参拝できるでしょう。
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七五三の注意点は?
12月以降に七五三をおこなう場合、10月や11月におこなうときとなにか違いはあるのでしょうか?
事前に気をつけておくべきことも知っておけば、対策しやすいでしょう。
最後に12月以降に七五三をおこなうときの注意点を3つご紹介しますので、時期をずらして参拝をしようと考えている方はぜひ参考にしてください。
①天候や体調に左右されやすい
12月以降は冬の時期に入るため、10月や11月よりも寒さが厳しくなります。
急に天候が悪化することも多いですよね。
また日中と夜間の気温差や室内外の寒暖差の影響で体調を崩しやすい時期ともいえるでしょう。
そのため天候や体調によって臨機応変に変更できるように七五三の日程や当日のスケジュールを組むことが大切です。
具体的には日程は12月上旬のできるだけ早めの時期に設定しておきましょう。
急な予定変更でも困らないように予備日も作っておくと安心ですね。
さらに当日は余裕のあるスケジュールを組んでおくとトラブルが起きたときもスムーズに対応できるでしょう。
②祈祷の受付時期が過ぎている神社もある
七五三のシーズンは一般的に10月から11月のため、その時期に合わせてご祈祷を受け付けている神社が多いです。
そのため12月以降はご祈祷を受け付けてもらえない可能性があります。
12月以降に七五三をおこなう場合は行きたい神社がご祈祷できるかどうか事前に確認しておきましょう。
その際に予約制なのか当日そのまま行っても可能なのか細かいところもチェックしておくことも忘れずに!
もし12月以降のご祈祷はおこなっていない場合は、ご祈祷できる別の神社を検討するまたは参拝と写真撮影だけおこなうなど臨機応変に対応しましょう。
③七五三の記念品をもらえない可能性がある
七五三といえば千歳飴やお守りなどの記念品がもらえるイメージがありますよね。
ただ時期を外れた七五三の場合、ご祈祷は受け付けていても記念品はもらえない可能性があります。
記念品の数に限りがあるためです。
必ずしも記念品がなければいけないわけではありませんが、お祝いとしてプレゼントをもらえると子どもは喜びますよね。
子どもの喜ぶ顔が見たい方や七五三の気分を十分に味わいたいのであれば、思い出として記念品も大事でしょう。
ご祈祷と合わせて記念品があるかも事前に確認しておくのをおすすめします。
七五三はいつまでにやるの?
今回は七五三はいつまでにおこなうと良いのか、10月や11月が過ぎたら遅いのかをご紹介しました。
七五三は基本的にいつおこなっても良いとされているので、10月や11月を過ぎても遅くはありません。
七五三は子どもの成長をお祝いするのが目的なので、家族全員で気持ちよく祝える日におこないましょう。
ただし12月以降に七五三をおこなう場合は10月や11月と比べると、さまざまな制限がかかる可能性があります。
制限があったとしても工夫次第で思い出に残る七五三にすることは可能ですよ!
一生に一度の七五三。
事前準備をしっかりおこない、写真を残して楽しい思い出にしてあげてくださいね!
引用元:Famm出張撮影